
OLYMPUS OM-D E-M1+M.ZuikoDigitalED12-40mm/F2.8 パートC(PartC) 2016年
昨日、18日(パンダ撮った日)のリベンジで“生誕300年記念 若冲展”へ行って参りました。前回の失敗を踏まえ朝の7時頃には美術館に到着したのですが、すでに“ゴルフのロングホール”程の長蛇の列が出来上がっておりました。通常なら9:30AM開室のところ、主催者も気を利かせて8:00AMには入室スタートさせておりました。ベタで恐縮なんですが“動植綵絵(30幅)”と“鳥獣花木図屏風”は期待以上で圧巻でした。“動植綵絵”に関しては緻密な線描が知られているんですが、真直で見ると決して“写実”ではなく、デザインして描かれているんですよね(そのデフォルメの妙が素晴らしい!)。また、“若冲”はお金持ちで良い絵の具を使って描いているので、絵の鮮やかさが半端じゃないんですよ(昨日描いたと言われても信じてしまうほど)。“鳥獣花木図屏風”は18世紀制作の作品なんですが、現代アートとしても見ても秀逸だと思います。1.2cm四方の升目(約8万6000枚)で構成されているのですが、その手法が斬新なのとポップな描写・色使いが大変気に入りました。これ程してまで労力を費やして鑑賞した美術展はこれまで無かったのですが、今回はその苦労が報われました♪